川
宮川は、一之宮地域のシンボルであると同時に飛騨地域全体のシ ンボルでもあります。
源流[水の流れだすみなもと]は川上岳です。この山の北側にあ るツメタ谷・ヌクイ谷の水と位山の水をも集め、きれいな谷川とな っていますが、水無神社前あたりで伏流水(ふくりゅうすい)[地 下を流れる]となっています。地域のはずれでまた普通に流れ、高 山盆地を北流し、飛騨市の古川・河合・宮川を流れ、富山県に入り 神通川(じんづうがわ)となって富山湾に入ります。全長120km(全国37位)、流域面積2720km2(全国22位)。飛騨の くらしにとって、なくてはならない美しい川です。
また、位山の南側、位山峠より流れ出す無数河川(むすごうか わ)は、一之宮の段(だん)の集落で流れを東に変え、久々野町 橋場(くぐのちょうはしば)で飛騨川に合流し、やがて大きな木 曽川となって伊勢湾に入ります。
宮川