ヌクイ谷の赤松

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ヌクイ谷の赤松

 一之宮町は、神通川・宮川の「源流の町」として知られて います。その最源流部は、ツメタ谷とヌクイ谷だと言われて います。その周辺の1424haは、宮国有林と呼ばれてお り、以前は原生林に覆われていましたが、谷筋を中心として その多くが昭和30~40年代に伐採(ばっさい)されていきました。
現在の多くは人工林になっていますが、ツメタ谷には天然 ヒノキの、またヌクイ谷には天然赤松の遺伝資源保存林があり、かつての原生林の林相をうかがい知ることができます。

※赤松:赤松は、家を建てるための材料としては軽く、曲がりに強いの で、梁(はり)という部分に使われました。梁とは、建物の水平短径方向に 架けられ、床や屋根などの荷重を柱に伝える部分のことです。