(1)位山古道の整備

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(2)位山古道の整備

位山道は、東山道飛騨支路として敷設され、現代に至る道 です。東山道飛騨支路は美濃の方県駅で「東山道」から分か れて飛騨支路になります。
北へ進み現在の上呂駅から、あさん川(あさんず)橋(旧 朝水橋)を渡り、尾崎、黍生峠、和田、山之口、位山峠、無 数河、段、苅安峠、坂下、渡瀬、水無神社、そして宮川を渡 り大憧寺の裏山を通り、飛騨国府に至ります。「位山街道」 は一之宮から上呂あたりまでをいい、延長約28kmになります。
国司をはじめ政府の役人、都へ徴用された多くの飛騨の匠 たちがこの位山官道を通り、都と飛騨を行き来しました。今 も所々に残っている石畳の街道は、都から飛騨へと文化をつ たえ飛騨の文化をはぐくみ育てた道です。
高山市教育委員会では、高山市一之宮地内の位山道 について、範囲や時代、性格等を明らかにするため、 発掘調査を実施しました。調査の結果、従来知られて いなかった箇所で石畳が確認されたほか、石畳の無い 個所では轍(わだち)の跡と思われる溝も確認されま した。石畳については、平安時代頃のものと推定して います。

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